CONTENTS
Ⅰ 間接機能の問題点
Ⅱ 先進事例
Ⅲ 間接機能のトランスフォーメーションに向けて
要約
- 事業を変革する際、間接機能における業務の標準化、効率化や、グローバル展開の際のガバナンス強化が課題になっていることが多い。日本企業の間接機能において生じている問題点としては、①間接機能の重複、②標準化されていないことによる非効率、③業務ガバナンス不全、の3点がある。
- 先進事例として、日本電気(NEC)が推進する間接業務改革、横河電機が推進するGBS本部におけるグローバル規模での業務の可視化と標準化の推進、を紹介する。
- 事業変革を進めるうえで、グローバル規模での間接機能のトランスフォーメーションが必要不可欠であるが、一足飛びには実現できるものではない。業務のガバナンス強化と標準化、自動化などの高度化を通じた着実な実行が求められる。これらの手順として、①GBS推進体制の構築、②シェアードサービスの再定義、③CoE設置によるノウハウの共有、④E2Eでの業務の可視化、⑤人材育成の仕組み構築、について述べる。
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