CONTENTS

はじめに
Ⅰ 通信業の変遷と現状
Ⅱ 通信業のAI 1.0:課題を解決するAIソリューション
Ⅲ 通信業のAI 2.0:2030年代の通信キャリアを取り巻く環境とその役割
Ⅳ 通信業のAI 3.0:2040年代以降の通信キャリアを取り巻く環境とその役割

要約

  1. 2010年代に至るまで、通信キャリアは通信の品質や規格、あるいは取り扱う端末で競合との差別化を図ってきた。しかし、2020年代に入ってからはiモードやiPhoneのような革新的な変化は起きておらず、目先の価格を競う「ポートイン合戦」が横行している。
  2. 人口減少に伴い通信市場が横ばい、または縮小する中でも、通信キャリアはポスト5Gに向けた投資を進める必要がある。収益を維持するために、通信・サポート品質の向上やネットワーク・チャネルのコストカットなどに向けたAI活用が期待されている。
  3. 一方、通信品質の向上はキャリア間の差をなくし、通信のコモディティ化を進めることになる。そこで、通信キャリアは新たな競争力の源泉として、サービスレイヤーへの染み出しを図る。すでに金融やエンタメ、ヘルスケア、ECといったデジタルサービスには各社参入しており、次に期待されるのがリアルとデジタルを融合させたサービスである。リアル空間へと進出する際、通信キャリアの有する①顧客の幅とタッチポイントの広さ、②リアル空間へのつなぎ込み、③アウトプット先の多様さ、が強みとなり得る。
  4. 2040年代以降、通信キャリアはリアル空間で動くフィジカルAIやその他の端末などを制御する「リアルプラットフォーマー」になり得る。リアルサービスを起点とし、プラットフォームや新端末(XR・BCI)の領域に進出していくことで、再び端末・サービス・プラットフォーム・ネットワークのすべてでマネタイズする未来が期待されている。

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執筆者情報

  • 蓮本 魁のポートレート
    名前
    蓮本 魁
    所属・職名
    ICT・コンテンツ産業コンサルティング部
    シニアコンサルタント
  • 片寄 良菜のポートレート
    名前
    片寄 良菜
    所属・職名
    ICT・コンテンツ産業コンサルティング部
    コンサルタント

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